ビジネス交流会・ニーズマッチとは?入会1年の感想
ビジネス交流会ニーズマッチってどうなの?
入会2年目の会員の率直な感想
こんにちは。木村です。
ビジネス交流会ニーズマッチがどんなものかを紹介していきます
本記事は、ニーズマッチ2年目の会員のいち感想です。ニーズマッチの詳細について知りたい方は、公式サイトに訪問ください。
では、行きます。
1.ニーズマッチ=ビジネス交流会
ニーズマッチは異業種交流会・ビジネス交流会です。
貢献、感謝、承認を理念として、デール・カーネギーの「人を動かす」(1937年初版)を行動指針にしています。いちばんの魅力は、「その場ですぐに、あなたのビジネスが売れる」です。
業種の人たちが集まって、4~5人のテーブルを作り、その場で自分たちの事業やサービスの紹介をします。これを「テーブル商談」と言います。
どんなことするの?
- カーネギーのケーススタディ
- フロントエンド-バックエンドについて
- テーブル商談(4~5人ごと)
いちばん大事なのは、4~5人ごとに行うテーブル商談です。
結構、顔が広い人が多いので、あなたの商品・サービスが誰かのニーズにマッチすれば、お仕事の紹介は頂けます。3役の人と仲良くなったり、チームのメンバーに何らかの貢献をすると、巡りにめぐって、その恩恵が自分に帰ってきます。
本当に紹介は出るの?
- 本当に紹介が出るのか?
- よい紹介なのか?
については、本当に商品やサービスによってだいぶ異なります。
何よりもプレゼン力にもかなり左右されます。商談の場では、とにかく90~120秒以内に、自分のサービスを特徴や違い、ベネフィットなどを伝えてください。
この時間は自由に商品やサービスの紹介ができるので、全力でプレゼンテーションしてください。
プレゼンが終わったら、そのテーブルのメンバーから質問を受けます。何気に、この質問タイムが大事です。相手の質問に対してはキチンと答えましょう。
時々、プレゼンの延長と勘違いをして、一つの質問に対して延々と答えて、話し続ける人がいます。話したい気持ちはわかりますが、逆効果です。
この8~10分をどう攻略するかが命
この2分プレゼン∔即興の質疑応答を繰り返し行えば、営業やプレゼンスキルは身に付きます。
どれくらい人がいるの?
会員の数は1100人ぐらいです。木村が2021年5月に入会して2987番です。
2022年3月の時点で、会員番号が4000番を突破したので、この1年で会員数がいっきに増えたのではないか、と思います。
2021年のコロナ渦の影響で、オンラインの支部が増えたので、今後も入会者は増えていくかと思います。
どんな業種・職種の人たちがいる?
- まず個人事業主が圧倒的に多い
- 起業1年目の方がよく入会する
- 保険の人たち支部の3役として1人いる(ローカルルール)
- BtoBよりBtoCのほうが多い
- コーチ/コンサル/カウンセラーの人が多い
- セミナー講師・講座運営者がいる
- 営業・マーケティングコンサルの人がいる
という感じで、スモールビジネス系の方が圧倒的に多いです。支部会が日中に開かれるため、平日会社勤め∔副業人の方は少なめです。みんな専業で今の事業を行っています。
よって、起業1年目で0→1を作りたい、2~3年目で事業を拡大させたい!とお考えの方にはお勧めです。
因みに、同業種のデザイナーやエンジニアは結構少ない
2.ニーズマッチ1年の感想
「その場ですぐに、あなたのビジネスが売れる」について
はい、いちばんのうたい文句ですね。
実は、この言葉が刺さり、ニーズマッチに入りました。
結果:いきなりサービスが売れた(1回だけ)
WordPressサイト制作の案件に興味をもってもらい、翌日にZoomで1対1をして、その後に成約しました。ありがとうございます。
これはビックリしました。
但し、注意点があります。
その場で売れる=その場で買う
これはイコールです。
その場で買う人いるから、「その場で売れる」が成立します。
なお、木村は、結構その場で買っている人です。(主に書籍ですが)
フロントエンドのセミナーにも誘われたら参加しています。
100回売り込むより1回の紹介や貢献であなたは覚えてもらえます!と支部会で教わりましたが、本当にその通りだと思いまた。
入会半年ぐらいで元は回収できました。
継続的に売れるのか?
正直、ここは厳しいかも。。。
結構、お付き合いなどでお試し商品を購入してもらえる率は高いですが、継続的に商品を購入してもらえるか、と言われたらちょっと微妙です。
木村はWordPressサイト制作の講師として1年間は活動してきましたが、保守料や運用費は頂かないスタンスで、お客様が自分でも更新できるように設計して作ったので、継続収入にはなりにくかったです。
コーチング/カウンセリング/コンサルティング/占いなどの商材を販売したい方にとってはピッタリの場です。
但し…良くも悪くも皆さん、この手のサービスに対して目が肥えています。本当に質の高いサービスでないと厳しいこともかねてお伝えします。
もしもあなたの商品・サービスの中身や魅力さえ伝われば、確実に興味を持ってもらえて売れるとお考えながら、ニーズマッチは、そのテストマーケティングをする場として最適な場になります。
テストマーケティングの結果
実は、ここは失敗しました。
もともと、個人事業主様のホームページ制作を専任で行っていきたいという動機でニーズマッチに入りました。しかし、ニーズマッチ内では、ホームページのニーズは本当にない!というが正直なところでした。
ニーズマッチのメンバーは、Facebook内で連絡のやり取りをしています。ホームページからお申し込みやお問い合わせをする文化が全くないです。
1にFacebook、2にLine、3にInstagram…あとはリアルの「紹介」です。
逆にいうと、Facebook、Line、Instagramでの販路を強化したい人はお勧めです。ただ、その人たちが、本当に自身のサービスを活用できているかは保証しかねます。
この記事で、この話をするとエグくなるので、別の機会に。
楽しいから続けられた!
儲かる・儲からない以前に、みんなとワチャワチャとビジネス相談をして楽しかったから続けられました。
ニーズマッチは学生のノリで参加をしていました。大学時代にディベートサークルや経営組織論のゼミでガンガンとプレゼンやディスカッションをして、その後にみんなで飲みに行っていた時期を思い出しました。
時給換算したら派遣社員のほうコスパがよいかもしれません。
それならサラリーマンに戻ればOK
因みに、2022年に確定申告をしたときに予想以上に「黒字」でした。けっこう、儲かっていました。
ニーズマッチにお勧めな人/NGな人
お勧めな人
- 基本、人と話すのが好き
- 好きなことで起業したい
- BtoC向けのお仕事をしたい
- オンとオフの境目が曖昧
お勧めな人
- 人と話すのが好きではない
- 儲かるか、儲からないかが判断基準
- BtoB向けの受託業務/出向業務希望
- 仕事・プライベートは完璧に分ける
よいとか悪いとかではなくて、向き・不向き、好き、嫌いははっきりと分かれます。
儲け至上主義の人は合わない
ビジネス交流会なので、違う業種・職種の人たち交流することが大前提です。時々、異業種交流会を批判する記事で、「人脈が増えたって、仕事につながらなければ意味なくない?」という主張がありますが、仰る通りです。
ダイレクトでお仕事を頂きたければ、人材会社や代理店に登録して紹介を受けるほうが遥かにコスパがよいです。実際に、木村も複数の派遣会社や代理店に登録をしています。
ニーズマッチは、「誰かに貢献して、結果、新しい市場を開拓できればOK」という考えで活動しています。
異業種交流会好きはピッタリ
ビジネス交流会が好きな人にはピッタリです。
「そんなの当り前じゃないか!」と思うかもしれませんが、ニーズマッチが長い人は、ビジネス交流会そのものが大好きです。最近は、「会社の人間関係が辛いから起業しました!タイプ」ではなく、「会社間の人間関係だけだとなんか物足りないから起業しました」というノリの人たちです。
実際に、ニーズマッチに入っている人は、他の異業種交流会にも所属しています。
BNIや守城クラブなど…
先日もニーズマッチの会員様と1on1をしていて「俺、BNIとニーズマッチ以外の異業種交流会やめたわ!」と言われて、やめた異業種交流会が4~5つほどあってビックリしました。
ニーズマッチは、オンラインサロンの上位互換なのか、異業種・職種と交流することが大好きで大好きで仕方ない人たちが集まっているのかなと感じます。
因みに性格タイプは関係あるようでないです。ニーズマッチは「外向型」の文化ですが、内向型でも寂しがり屋な人はチラホラいます。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ニーズマッチに入って2年目を迎える前に、この1年で思ったことや感じたことを書いてみました。と、この記事を書きながらも、自分は自分のスタイルでニーズマッチを楽しんでいこうかなと思います。
引き続き、今年も宜しくお願い致します。